もともとseesaaブログで始めた「怖い本」ですが、独自ドメイン「http://scarybookplus.com/」に移行しました。最近、スマホの広告がウザいとの共同制作者の移行でこのサイトの更新はストップしていますので、ぜひ本サイトへ遊びに来てください。こちらで更新していた内容も本サイトで更新予定です。

2017年07月31日

世界の果て(中村文則/文春文庫) 〜あらましと感想、軽いネタばれ



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・暗くて生硬な文章。

・ちょっとしたユーモア(のある作品)もある。

・面白い本を読みたい人には、おススメしない。

おススメ度:★★☆☆☆


中村文則の作品を最初に読んだのは、芥川賞受賞作『土の中の子供』で、一読して、なんだこのつまらないのは、暗いイメージだけで何もない、なんで受賞したのか、私には読み取れないものがあるのかと、とくに悩んだりはしなかったが、その後、しばらくして初期作品をいくつか読み、その時はまあまあだと思った。私にあれらより面白いものが書けるか、ということを考えて、それと比較すると、本書は小説(文学)として、(金銭を出して)なんとか読める出来になっている。

→以下、新サイトで。

※編者注・本日で本サイトへのリード文はいったん終了します。今後はこちらのサイトは怖い本以外の独自の更新をマイペースで続けたいと思っています。引き続き、「怖い本」をどうぞよろしく。








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2017年07月29日

倉橋由美子の怪奇掌篇(倉橋由美子/新潮文庫)〜紹介と感想、軽いネタばれ



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・「幻想・残酷・邪心・淫猥な世界」を描いた20篇。

・簡潔で読みやすい。

・著者の博識ぶりがいかんなく発揮されている。

おススメ度:★★★★☆


倉橋由美子というと、一番(一般的に)有名なのは『大人のための残酷童話 (Ama)』じゃないでしょうか。『残酷童話』はベストセラーとして少し話題になりましたので、いつか取り上げたいなあと思っています。今回紹介する『怪奇掌篇』は、ギリシャ神話の神々を登場させたり、国内外の古典から少し題材をいただいたりしていますが、著者のオリジナル作品集です。タイトルには「掌篇」とありますが、内容の密度からいうと、短篇集といってよいと思います。

→以下、新サイトで。






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2017年07月28日

ファントム〈上〉 (ディーン・R・クーンツ (著) 大久保寛 (翻訳)/ハヤカワ文庫) 〜あらましと感想



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・500人の住人が一瞬で消えた謎に挑むホラーサスペンス

・美しい姉妹が主人公、個性的な脇役多数

・見たいものは全て見せる正にペーパーバックスタイル

・おススメ度:★★★★☆


先日紹介した「ホラー小説大全」でも、絶賛されていたクーンツの長編ホラー小説。曰く「徹夜本」とのことで、初クーンツとなる私はわくわくして読み進めてみた。大まかなプロットは以下の通り。

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