今年(2017年)からはじまったこのブログを読んでいただき誠にありがとうございました。私(成城)は4月からの参加でした。本日の記事は、この8ケ月のあいだのお気に入り作品を取り上げてくれという指令が下ったので、一作品だけあげて大晦日のお薦めにしたいと思います(再度)。
『ナイトランド』(4/9)
この作品のことについては、まず当作品翻訳者である荒俣宏のことばをかりたいと思います。
「未来の地球に生き残った人類を襲う化けものたち。その危険な荒野を横断する男女の冒険を描いた、「夢見るように眠りたくなる」ロマンティックな大河ファンタジー。こういう純粋なロマンはもう誰にも書けない。」(『別世界通信』)
ほんま、この通り。ホラー(ファンタジー)とロマンスが融合した、こんなにスケールのでかい物語は唯一無二と思えるほど。30歳を過ぎて、こんなにワクワクと甘ったるさを感じられた読書ができたのは久しぶり。というか、これからもうないかもしれない。
>本サイトのあいさつはきうらが書いております。
(成城比丘太郎)

