もともとseesaaブログで始めた「怖い本」ですが、独自ドメイン「http://scarybookplus.com/」に移行しました。最近、スマホの広告がウザいとの共同制作者の移行でこのサイトの更新はストップしていますので、ぜひ本サイトへ遊びに来てください。こちらで更新していた内容も本サイトで更新予定です。

2017年12月29日

アクティビティトラッカー「VIVOACTIVE J HR」レビュー



怖い本のサイトを開いて、全く関係のないサイトだと思われた方。いらっしゃると思います。その場合は上に表示されている本サイトをご覧ください。こちらも脱線多数ですが、基本的にホラー小説を取り扱っています。

という、エスケープ文章を挟んで紹介するのは、私が偏愛するスマートウォッチという電子ガジェット、ガーミンの「VIVOACTIVE J HR」です。この前の記事で「apple watch」を切り捨てた私は、それでも諦めきれずに代替製品を探しました。それはもう、執拗に精査した結果、この「VIVOACTIVE J HR」を選んで購入しました。

競合するFitbitの「Fitbit Surge」も考えたのですが、購入の決め手は、この2点、

1.時計が常時表示されている
2.バッテリーが最長8日間持つ


これに尽きます。「apple watch」は分かっていたのですが、バックライト液晶を採用しているので、たとえそれが有機ELで非常に美しいとしても、普段は「ただの黒い腕輪」なのは厳然たる事実。その点、「VIVOACTIVE J HR」は、半透過液晶を採用しているので、常時表示しており、屋外で見やすいというアドバンテージがあるのです。長くスマートウォッチを使っていると感じるのは、常時表示されるかどうかは非常に重要であること、何かするたびに腕を回す動作が必要なのは、非常にストレスを感じるのです。

また、バッテリーがもつというのは基本的なことですが、毎日寝るときに充電するというのは非常に煩わしいものです。自動的に睡眠量計としても使えるので、不眠症の私には、睡眠の質を調べることは非常に重宝するのです。

もちろん、通話ができないという弱点も有りますが、逆に腕時計だけで通話するシチュエーションというのは実はあまりないのです。車にはBluetoothで接続して会話できるスピーカーが有りますし、ジョギングの趣味がないので、ジョギング中に電話をする事も有りません(Fitbitを選ばなかったのはそちらの方面に特化しているので)。そもそも、電話自体がかかってこない。この辺に、なにかスマートウォッチの未来の不安を感じるところが有ります。

最も使いたかったLINEの通知はまずまず良好で、即座に腕時計に内容が表示されるので、仕事中や運転中に一瞬で内容を理解できます。これはapplewatchなら返信もできるのですが、その点は残念です。ただ、applewatchも音声入力で返信するので結構使いにくい仕様でした。しかも一瞬で通知は消えてしまうし……。ちなみにLINEなどの通知のログは残らないのですぐに消えます。その点は注意を。まあ、スマホを見ればいいだけなんですが。

もう一点、ウォッチフェイスを無料のストアから入手できるというのが素晴らしい点です。appleはなぜか、ウォッチフェイス(盤面)に妙なこだわりがあるのか、デザインを自由にさせてくれません。appleストアから配ればいいと思うのですが、この機能がないので、あまりお気に入りでないデザインを選ぶことになります。実はディズニー嫌いの私に「ミッキー」や「トイストーリー」の盤面があっても仕方がないのです。

その他、心拍系もしっかり動いてバッテリーがもつのは素晴らしいし、カレンダーなどのアプリもインストール可能です。2016年の製品ですが、完成度は高く、PebbleWatch亡き今、それに最も近い仕様になっていると思います。

これに3万円近く出せるかどうかは、その人の趣味だと思いますが、私は大変満足しています。ガーミンもスポーツ系のガジェットメーカーなので、ジョギングやサイクリングをするともっと活用できると思いますが、とりあえず、SNSの通知が受け取れる時計としては優秀です。ただ、デザインは例によってごついので、女性にはあまり向かないでしょう。Fitbitの製品の方がその点は優れています。

以上、二週間ほど使ってみた感想です。難を言えば時々通知が来なくなる現象が発生すること。つなぎ直せば通知は来るのですが、これの原因が謎なので、今は様子を見ています。以上簡単なレポートでした。

(きうら)







posted by 北川商店 at 10:05| 電子ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月09日

中国製Bluetoothヘッドホンのはなし



私が好きな電子ガジェットで、あまり人に理解されないものが二つあって、一つが「電子書籍リーダー」、もう一つが「Bluetoothヘッドホン」である。前者の方がよりマイナーだとは思うが、今日は後者の話をしたい。

私はオーディオマニアではない。昔知人に数百万円をかけてオーディオルームを作った人間がいたが、そんなこだわりは全くない。また踏切の音まで音符にできる絶対音感を持った友人もいたがそんな耳もない。クラシック音楽は好きだが、今は殆どJ-POPしか聴いていない。いつもスピッツや石田ショーキチ、椎名林檎、南波志帆、ハナエ、Mr.Children、村上ユカ、スノーモービルズ、電気グルーヴ、植田真理恵などがグルグル回っている。

そんな私ではあるが、電子ガジェットとしてのBluetoothヘッドホンは大好きだ。iPhoneと無線で接続し、ノイズをキャンセルし、通話までできるという。もちろん有線の方が音質はいいのだろうが、正直電車のノイズと混ざると細かいニュアンスなんて聴き取れない。いかに便利に、いかに安く買うか。そこで、選んだのが、この製品だった。



あんまり安いと心配だが、SONY製品は高すぎる。そこで、微妙なラインを突いて買ったのだが、個人的にはまずまず満足だった。その前に使っていた8000円位のSONYの有線ヘッドフォンは駅で落としてしまったので、それと比べると低音が不満だったが、上記の通り電車で聞く分には不満はなかった。

だが、これも落としてしまった……!

問題は音質ではなく、私の所有物に対する管理方法である。その後、そこまで深くヘッドホンを必要としなくなったので、放っておいたのだが、上記のメーカーから、なんと後継機種が75%OFFで買えるというメールが来た。

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と、いう内容で、後継機種が1000円を切る価格で買えるという。今はキャンペーンは終了しているので、上記のコードはもちろん無効で、下記の価格である。



と、いうことで本当に買ってみた。別にメーカーの回し者ではないので、正直に書くが、前のバージョンの方がスマートなデザインだったし、防水性能が地味にIP64からIPX4に落ちている。ただ、今回のモデルには、有線で使えるというアドバンテージがある。ただ、残念ながらiPhone7以降はコネクタ変換を使わないとイヤホンには接続できないので、この機能は(iPhoneでは)使えるようで使えない付加機能なのだ。Androidなら大歓迎だろう。

あまり聴き込んではいないが、音質は悪くないと思う。少なくともオーディオマニアではない音楽好きが納得できる程度の音は出ていると思う。接続も簡単。あと、連続再生が6時間というのも地味に素晴らしい。

なぜかというと、さっき、SONYからダイレクトメールが来た左右分離型のBlutoothイヤホンの価格を見てびっくりした。



た、高い……。確かに音質は良かろう。良いはずだ。ただ、連続稼働時間が<3時間>とある。3時間と言えば、通勤にギリギリ耐えられるかどうかというレベル。毎日充電は必須だ。まるで18時間しか稼働しないApple Watchのようだ。もし、竹藪でお金を拾ったら買ってみたいと思うが、今は無理だ。

今のところ「JPA2 Live」は機嫌よく動いている。1年保証もついているし、これで950円は破格だ。マイナーガジェット好きとしては満足な製品である。ただし、定価の4,800円が妥当かと言われると、微妙な価格だ。

ただ、今回言いたかったのは、連続稼働時間3時間はないだろうSONYよ、ということだ。私は決してアンチソニー派ではないのだが、この稼働時間は価格を考えると納得できない。因みにApple公式のAir Podsは最大5時間の再生時間となっている。



と、いうわけで、怖い本と並び、マイナーガジェット好きという私の趣味の紹介でした。そういえば、もう一つ思い出した。スマートウォッチも大好きだったのだ。上記のApple Watchも余程買おうかと思ったほどだ。

残念ながら、スマートウォッチも今のところマイナーガジェットの一ジャンルだ。

(きうら)






posted by 北川商店 at 18:00| 電子ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月21日

HDCPが解除できる!? 〜TEC「EzRecLN キャプチャーボックス」で危機一髪

誰に似たのか我が家の娘はゲームが好きで、放っておくと何時間でもやっている。もちろん親としては、時間を制限させるのだが、その親が「ブレスオブザワイルド」をやりながら「ゲームするな」と言われても説得力に欠けるだろう。

そんな小学生の娘が「iPhoneのゲーム動画で実況したい」と言い出したので、一応、色々調べて、テックという会社の EzRecLN キャプチャーボックス という製品を見つけた。

正直実況は反対だが、自取り動画・画像やスマホゲームがテレビの大画面に簡単に映せるのと動画の保存が可能なので、興味本位で購入してみた。録画機能は、解説をマイクで入れられるので仕事のプレゼンにも使えて便利かも知れないと思ったこともある。

接続自体は簡単でアダプターを差してLightningケーブルでiPhoneをつなぎ、HDMIケーブルをTVにつなぐだけ。ただ、デフォルトの入力がHDMI入力になっているので、リモコンで変えないといけないので注意が必要だ。

さて、しばらくはそれで使っていたのだが、ある日少し調子が悪くなった。iPhoneが接続したりしなくなったりするようになった。結論から言うと、ケーブルの不良だったのだが、元がパソコン屋なので、思わず分解してみた。

そして、色々いじっているうちによくわからないジャンパーピン(画像参照)を見つけた。

-.jpg

何か良く分からないが、取りあえず抜いてみたくなるのが人情。それからまあ、色々調べて結局ケーブルにたどり着いたので、機械は直ったのだが、実はピンを戻すのを忘れていた。

それで、TVのHDMI端子が不足したので、何気なくBDレコーダーをつないだ。自分で作った旅行のBDディスクを再生してみたのだが、よくよく考えてみるとおかしい。

HDCPが外れている!?

HDCPとはデジタル信号を送受信する経路を暗号化し、コンテンツが不正にコピーされるのを防止する著作権保護技術の一つであり、これを解除するのは、

脱法行為!

慌ててジャンパーピンを元に戻したが、このまま使っていたら危ない所だった。たまたま映したのが自作のBDソースだったのでかなりブラックに近いグレーな状態(故意ではないとはいえ、著作権保護は外した時点でアウト)に陥ってしまった。

元が中国製だからあちらの事情はよくわからないし、そもそも分解する人は少ないと思うので、こういう仕様で作られているのだと思うが、なかなか危険な作りだと思う。

HDCPに限らず、DVDに掛かっている著作権保護技術を解除するのももちろん違法である。いわゆる映画ドロボーというやつで、もし露見すればハンパのない額の賠償金を払わされるのでご注意を。

くれぐれも興味本位でやらないこと。また、ちゃんと開けないとそもそも本体が壊れます。

と、いうわけで、今はメーカーの仕様通りに戻し、主にiPhoneの写真や動画を家族で見たりしています。

再度書きますが、著作権法違反をすると、たとえ刑事罰がなくとも莫大な額の民事裁判を起こされます。私と同じ失敗をしないように、警告の意味を込めて今回はこんな記事を書いてみました。

くれぐれもご注意を――ジャンパーピンは外さない。

(きうら)




posted by 北川商店 at 12:00| 電子ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする